わきがと多汗症の違いについて

多汗症は、汗の分泌量が多いものをいいます(汗の腺の一種であるアポクリン汗腺も含む)。多汗症は特殊な病気の症状と生理的な治療などが必要の無いものの二種類にわかれます。

ここではわきがと多汗症の違いについてご紹介したいと思います。

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汗を何ミリリットル以上かくから多汗症、というものではないのです。緊張しやすい人はよく汗をかきます。太った人は、仕事や運動で軽く体を動かしただけでも汗をかきますね。これは異常なことではなく、生理現象なのです。体にとっては必要な汗なので心配することはありません。

一般的に男性は、女性より汗かきの人が多く、男性ホルモンには汗腺の機能を高め、発汗を促進する作用があるのです。多汗症はワキの下に限らず、手足や顔にも起こります。多汗症の人すべてが臭いを発するわけではないことを知って欲しいと思います。

わきがのチェック

ここで、自分はわきがなのかチェックしてみましょう。次の項目にあてはまる数が多い方は、わきがである可能性があります。

■自分は汗をかきやすい

■比較的に毛深い

■日々のストレスがたまりやすい

■脱いだ靴下や靴の臭いがくさい(気になる)

■どちらかといえば、あぶら性だと思う

■家族や親戚にわきがの人がいる(特に祖父母)

■野菜が嫌い。肉類が好き

■お酒は好きで良く飲む

■油っぽいものをよく食べる

■洋服のわきの下に黄ばみができることがある

■香水などをたくさんつける

■耳垢が湿っている

自分のにおいは自分ではわからないものです。わきがであるかどうかチェックしてみた結果はどうでしたか?少しでもわきがかもしれないと不安に感じるのであれば、専門の医師に相談してみてくださいね。

わきがの悩みを解決

わきがの方で一番悩んでいる症状はやはり臭いではないでしょうか?

自分の好きな洋服が着れない。異性と積極的に話せない。結婚適齢期になっても異性と接触するのに気がひけてしまう。わきがの臭いが原因で様々な悩みを抱えられている方が多くいます。比較的軽いわきがの場合は、清潔にわきの下を保つ事や、生活習慣の改善で、悩みはかなり解消される場合が多いです。制汗剤や細菌を繁殖させない薬などでも、臭いを解消することが出来ますし、ドラッグストアなどで市販されている様々なわきが対策商品を使ってみるのも効果があるでしょう。しかし、それらの対策などで臭いが改善されないわきがの方もいます。その場合は、手術やレーザー治療などを受ける治療法などもあります。自分だけで悩まず解決する糸口として、一度専門医に相談してみる事をお勧めします。わきが治療を行っているクリニックは非常に多いです。自宅から近いクリニックで直接不安に思っていることなどを聞いてみてください。

わきがになる前に出来る臭いの予防対策として、殺菌石鹸の使用をお勧めします。わきがの臭いを予防するのに一番大切なこと。それはわきの下を清潔に保つ事です。男性の方などであまり石鹸にこだわりを持っている方は少ないかもしれませんが、石鹸の種類によって今よりもわきの下を清潔を保つ事ができます。一般的に使われている固形石鹸やボディソープなどは、汗や汚れは落としてくれるのですが、清潔に保つ効果が短いのです。弱酸性や殺菌効果がある石鹸は、雑菌の繁殖を抑えてくれる作用があり普通の石鹸に比べて臭いを予防してくれます。毎日の入浴時に、石鹸を殺菌効果のある石鹸に変えることだけでわきがの臭いを予防することが出来ます。しかしガシガシと普段より多く洗いすぎてしまうと逆効果になってしまう場合がありますので、1日1回を目安にしてください。

当サイトではわきがの原因や症状、治療方法などをご紹介します。ぜひわきがの悩みを解決する参考にして下さい。

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